アルファードのヒューズ交換

簡単改造

私のアルファードのコンソールボックス内シガーソケットには、USBの差込口が2つ付いている、シガーソケットチャージャーが常時付けてあります。
スマホの充電には欠かせないですよね。

それが先日、接続したスマホが2台とも、チャージされないという状態になりました。

まずは、シガーソケットチャージャーの故障を疑い、別の車についているものを持ってきて、取り換えてみました。結果は、同じく、充電できませんでした。

これは、ヒューズが切れたな・・・

と判断して、ネットでヒューズの交換方法を調べ、自分で取り換えてみることにしました。

まずは、ボンネットを開けます。

ボンネットを開けます。
こう見ると、ボンネットって意外に小さいですね。

エンジンルームの右端にあるヒューズボックスがありますので、蓋を開けます。

これがヒューズボックスです。

手前にある爪を押すと、パカッと簡単に開きます。

この爪を押すと外れます。。
簡単に外れます。
蓋を取ると、沢山のヒューズがありますが、お目当てのヒューズはここではありません。

取り外した蓋の裏側についているヒューズ抜きを取り外します。

ヒューズボックスの裏側にヒューズ抜きが付いています。

が、ココで事件発生!!!

ヒューズ抜きを取り外すのが少し固かったため、ぐいっと引っ張って取り外したところ、勢い余ってヒューズ抜きをエンジンルーム内に落としてしまいました。
カラコロという音とともに、奥のほうへ落ちていきます。
が、地面には落ちてきませんでした。

はい、最悪です。
エンジンルーム内に留まりました。
部品としては大したものではありませんし、運転に支障があるものでもありません。

ただ、変なところに部品が落ちているという状態が嫌!
カラコロと音なんて鳴ったら最悪!

と思い、ちゃんんと取ることにしました。

まずは、懐中電灯でエンジンルーム内を照らして探します。
が、なかなか見つかりません。
様々な角度から照らして奥をのぞき込んでいると、かすかに白いそれらしき物体が見えました。

位置を大体特定するために、エンジンルームに棒を突っ込んでおいて、車の下に潜り込み、棒の近くに手を突っ込んでみると、何か軽いものに触れた感触はあったのですが、その後は何も感じなくなりました。

車の下から抜け出し、再度、上から覗き込んでも、物体を確認できません。
完全に見失いました。

ただ、概ねこの辺りにあるとは分かっていたので、手を突っ込んでみたりしましたが、なかなか取れません。だんだんと、体が痛くなってきます。

そこで、腹をくくって、これを外せばポロっと部品が落ちてくるであろう車のアンダーカバー的なものを外してみることにしました。

まずは、ドライバーで簡単に取り外せそうなものを外してみます。
その後、ボルトとクリップで止まっているアンダーカバーを外そうとしたところ、クリップが固く、なかなか外せません。

ここまで、約30分。
だんだん嫌になり、諦めようかと車の下から抜け出して、深呼吸をするとまたやる気が出て、車の下に潜り込む、といったことを繰り返していました。

それでも諦めかけたころ、クリップを外そうアンダーカバーに手をかけて、ガタガタゆすってみたところ、「カラコロ」といった異音が!!

これだ!ここにある!

その後は、アンダーカバーをゴンゴン叩き、カラコロという音の位置を正確に把握し、アンダーカーバーの上に手を突っ込み、何もなければ再度ゴンゴン叩いて手を突っ込む、これを幾度となく繰り返したところ・・・

取れました!

指の先に部品の感触があった時には、もう感無量。
無事、取り出して車の下から取り出したときには、もうこの上ない爽快感を味わっていました!

で、何でしたっけ?
そうそう、ヒューズの交換が目的ですよ(笑)

次に、助手席のグローブボックスの下側のカバーを外します。

写真には爪が2か所の写っていますが、4か所あります。

これは、4か所、爪で止まっているだけですので、その爪をつまんでやるとポロっと取れてきます。

簡単に取れました。

4か所外し終えたら、手前に引くと取りまずせますが、コードが繋がっているので要注意です。
取り外したカバーは、完全に取り外す必要はありません。

コードを抜いて完全に外す必要はありません。

カバーを取り外したら、左奥にヒューズボックスが見えてきます。
意外に小さいです。

ヒューズボックスが見えました。

手前側に付いている爪を外してやると、蓋が外れます。

写真左、助手席からみると手前側に爪があります。

その蓋にはヒューズの配置図が書かれていて、目的にヒューズの位置を探します。
目的のものは、CIGと書いてある15Aのヒューズで、覗き込んだ状態で言うと、一番手前の列、奥から3つ目です。
隣のヒューズが少し大きくて特徴があるので、特定しやすいです。

スマホで写真をとると、位置がわかりやすいです。

ヒューズを特定したら、例のヒューズ外しでつまんで引っこ抜きます。
ここでも手を滑らせ、ポロっと落としましたが、今回は普通に床に落ちたので大丈夫でした(笑)

こんな感じでつまんで、引っこ抜きます。
無事、抜けました。

車から降りて、明るいところでヒューズを確認すると、

切れていない・・・・。

えっ?どういうこと?と思いながら、念のためテスターで確認したところ、ちゃんと通電しました。
ということは、シガーソケットが壊れたか、シガーソケットまでの配線が断線???
テレビキットを付けたときに無理をかけてしまって、今になって切れたのか???

ちょっと面倒なことになったな~と思いながら、ヒューズをもとに戻し、その他の部品も元通りにしました。

・・・・・

待てよ?さっき、断線の可能性を考えたな・・・。
まさか、スマホの充電ケーブルが断線しているっていう可能性は???
でも、2本同時に断線なんてあり得ないだろう。
いやしかし、確認すべきだろう!
と思い、確認してみたところ、2本のうち1本が断線していました!

では、何故、スマホ2台とも充電できなかったのか?

原因は、アルファードの車内で、スクリーンミラーリングを使って、ダウンロードしたアマゾンプライムビデオを観る専用にしていたスマホが放電しすぎていたため、通電はしていても充電が始まらなかった、といったことでした。

まあ、ちょっとした偶然が重なってしまい、自分の中では大騒ぎになってしまいましたが、結果、ケーブルを買えば済むことになったので、早速、アマゾンで注文しました。

それにしても、相当、無駄な時間と労力を費やしてしまいました。
貴重な日曜日の午前中を、全て、こんな意味のない作業に使ってしまいました。

<教訓>
エンジンルームの上で細かい部品を取り外したりするのはやめましょう。
プロでも横着したら落とします。

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